毎週金曜日、「花のちから」で切り花を無料配布をしています。
ちょっと不安な毎日を過ごしている私達。
「一輪でもお花を飾っていただく事で、私達の近くの方から元気になっていただきたい!そして、元気になって被災地の方々のチカラになりたい!」というのが「アイロニー」さんというお花屋さんがはじめたこの運動の趣旨です。この運動が各地のお花屋さんに広がっているのです。
ギンコも金曜日はお花をお店の前に一輪ずづラッピングして、「お一人一輪どうぞ」と書いて置いています。「いただいて良いんですか?」とお声がけ下さる方、「ありがとう~!」とかわいい声でお店に向かって挨拶して行ってくれる小学生。
嬉しそうにもらって行ってくださる方々を見て私達も幸せを分けていただいています。
ところが・・・
とっても残念な事が起きてしまいました。
先週の朝、お一人で20本ほど抱えて取っていく一人の女性。
すぐに気がついてお声がけさせていただきました。
「お一人一本なんです。」
そしたら、
「管理人さんにあげたくて」と言われたので
それではと、二本をお渡ししてお願いしました。
そうしたら、午後にまた同じ方がお店にやってこられて
今度は「お財布を落とした」と。
お店を片付けた時には無かったので見つけたらご連絡しましょうと
ご連絡先をお伺しようとしたら
「ここじゃないと思います!」と行って去って行かれました。
スタッフが追いかけて見たら・・・
やっぱりお花をまた取って行かれていました。
さらに、「そう言えば」と別のスタッフ。
ご近所の方から「お宅のお店でお花を配ってるの?」と聞かれたので
「はい」と答えたら、
「一人一本よねぇ?」と聞かれたので
「はい、なるべく沢山の方にもらっていただきたいので。」と答えたそうです。
「そうよねぇ・・。実はね、知り合いが先日お宅のそのお花を沢山かかえていく方を見たそうなのよ。」と、聞いたと知りました。
「お一人一輪」と書いてあっても、そのお花の意味がどうあれ、自分さえ良ければ良いのでしょうか?ご自宅でご自分で飾る為に持っていかれるのでしょうか?そんなお花を飾って楽しめるのかしら。
誰かが悲しんでいる時、助けてあげたい気持ちや、一緒にチカラになりたい気持ちを自分だけの欲で都合が良いからと利用する人があるという事です。なんだか、私達の気持ちもただ利用されただけのようで、とても悲しい気持ちになりました。
でもでも、でも!
負けません。
そういう人は私達には関係の無い人。「花のちから」、こんな事やこんな人に妨害されたくらいであきらめません。
と、言うわけでいつも道の向こう側に皆さんが気兼ねなくもらっていただけるように置いている「花のちから」の切り花ですが、明日からはお店の入り口付近に置かせていただきます。「もらいにくい」なんて言わずにどんどん貰って行ってください♪
ただし、お一人様、一本で。誰かがちゃんと見ているのです。
よろしくお願い致します。
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