バイエルンの薔薇と言われたハプスブルグ家最後の皇女、美貌のシシーエリザベートが愛した薔薇を使った花束です。
シシーの薔薇ノートに付けられていた、ピンク色のオールドローズ。「ウィーンの薔薇」と言われ、ずっとこの薔薇を使った柄はハプスブルグ家しか許されない物でした。ウィーン窯という窯でしか作られなかった この、薔薇模様のカップやお皿は、その後ヘレンドが受け継ぎ今の世まで人気の高い名作になりました。やわらかく、香り高く咲く美しい薔薇です。
その薔薇を使って、ヨーロッパスタイルのツルや枝を組み合わせたベースを使った、少々技ありの作り方でブーケに仕上げています。このまま花瓶に入れて飾れるGINKGOの定番のスタイルのブーケです。ツルなどが支えになって、お水を替えたりする時もそのまま花束の茎を少し切ってまたお水に入れれば良いし、活け直す必要が無いのが特徴です。グリーンがたっぷり入っているので持ちも良いのです。
今日は東京は雨・・・
GINKGO始まって初めての雨の日です。
こんな日はお店も静かです。
雨の音と、ボサノバの音楽が心地良い、なんとなくほっとする時間です。
そんな気分の中、このブーケを作りました。
シシーは、ウィーンの堅苦しい生活を嫌いヨーロッパを転々とした自由を心から愛した人間味あふれる人でした。そんな、女性を思い起こして楽しんでいただけるといいな。
この花束は、今、三越百貨店、銀座プランタンで販売している アーリーバード というカタログ イーグルコースに載っています。
恥ずかしながら山岡も載っておりますので、機会があったらぜひご覧ください。
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