お悔やみやお供えのお花は、49日を過ぎたら少しお花に色を入れてお作りしています。
数年前に古くから親しかった友人のお母様が亡くなられて、お葬式が京都だったので先輩のお花屋さんに頼んで枕花を届けていただきました。お通夜にうかがったら、淡いピンク色の綺麗なアレンジを届けてくれていました。いつも笑顔が優しくて惜しまれて逝ってしまわれた故人へのお花にぴったりだなと感激したものでした。
お悔やみのお花は白いお花が定番ですが、寂しい時もあるなと解ったり、またそんな気持ちを汲んでくださった先輩に感謝したそんな貴重な経験でそれから、なんとなく「お悔やみのお花は白」と言う概念は捨ててお作りするようになりました。
ご年配のお客様の中にも「白い蘭は寂しい。お葬式の時にいっぱい来たから。。」と言われてお供えに必ずピンク色の入った蘭を、と言われる方もあります。
形にとらわれるよりも、やっぱり「贈るこころ」が大事なんでしょうね。
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